ふくらはぎが腫れてしびれが出た!治療せずにいるとコンパートメント症候群になる危険性。

「今朝からふくらはぎが浮腫んでパンパンです。」

「それからしびれが出てきました。」

ん〜。ちょっと危険な症状ですね。

一般的な言葉ではありませんが、
コンパートメント症候群というものがあります。

脊柱管狭窄症の真実!本当は○○だった。

 

コンパートメント症候群とは・・・
何らかの原因で下腿に内部圧力上昇が起こり、
筋肉や神経が圧迫障害された状態。

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足にはコンパートメントと呼ばれる区画があり、
この区画内圧が上がることで筋肉や神経をダメにしてしまうのです。

コンパートメント症候群が起こり筋肉が壊死を起こしてしまったら、
肢を失う危険性があるものなのです。

この症状が起こる原因は、骨折や事故などの重篤な挫傷で起こります。

しかし、骨折などの重傷が引き起こすだけではありません!!

今回のふくらはぎが浮腫んで・・・
という患者さんは何が原因だったのか。

『一日中、貧乏ゆすりをしたから。』

たぶんこの原因です。

 

これは私が原因しています・・・。

「貧乏ゆすりは股関節周りや足関節周りの筋肉を弛めてくれるので、やってくださいね。」

って言ってました。

この患者さんは真面目なので一日中やっていたそうです。

 

・・・。
やり過ぎ。

健康にいいこともやり過ぎは健康を害します。

加減をしてほどほどに。

 

貧乏ゆすりをし過ぎたため、
ふくらはぎに負担がかかり筋肉がパンパンに腫れ上がったようです。

元からふくらはぎがむくみやすい体質であった為、
コンパートメント症候群の一歩手前のような症状になったようです。

すぐに来ていただいてよかった。

手遅れになると神経や筋肉が損傷し取り返しのつかないことになる可能性もあったので。

治療はいたってシンプルです。

浮腫んで緊張していたふくらはぎを、柔らかくむくみを減少させること。
やることは「ぷちぷちとつまんだり擦ったりの・・・アレ」です。

この表現でわかった貴方!

じゅん整骨院マニアです!!

でもこの治療法は、むくみには絶大な力を発揮いたします。

この患者さんは翌日にはほとんどしびれもなく回復♪

しかも、足がほっそりし綺麗な血色の足になったと喜んでいただけました。

 

本当に良かったです。
今回はコンパートメント症候群になる手前の状態だったので楽に済みましたが、手遅れになるとその後の人生が大変になります。

運動や体操のやり過ぎは注意です。
やればいいってもんじゃありません!
ほどほどが大切!!

でもやらないのもダメ!

 

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