膝裏の腫れ(ベーカー嚢腫)とは
ベーカー嚢腫とは、膝の後ろにある滑液包
といわれる袋に炎症が起こり、関節液が関節腔から滑液包に
流れ込み溜まることによりできる腫瘤です。
症状は、疼きがあったり、膝を曲げるとピンポン球みたいなのが膝裏を圧迫するように痛い!ということが多いです。
痛みや腫脹の影響で膝を完全伸展できなくなります。
膝裏の腫れる原因
現在正確な原因は不明と言われております。
いろいろな病気はありますが、明確な原因は存在しないことが多いです。
しかし、たくさんの患者さんを診させていただいていますと膝裏の腫れが出やすい患者さんの傾向があります。
①ふとももの前が異常に硬い
②膝関節が伸びきらない
膝裏に腫れのある患者さんには必ずこのような症状が出ています。
膝の痛みから膝を伸ばしきることが出来なくなってきたら要注意かもしれません。
ベーカー嚢腫治療
治療は患者さんの状態によって異なるのですが、上記のようなふとももの筋緊張、膝関節の伸展制限を改善させる事が重要となってきます。
治療は膝周囲の治療のみではなく、腰や股関節、足関節などからもアプローチをしていきます。
なぜ膝の裏が腫れてしまったのかをつき止め、個々の患者さんに最良の治療をしていきます。
膝裏の腫れ(ベーカー嚢腫)に対する新しい見解。思考を簡素化して捉える。
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