最近ぎっくり腰の患者さんが増えてきました。
毎年この季節には増えるんですよね。
あとは12月前後の寒くなってくる季節と・・・
ではなんで季節によってぎっくり腰が増えるんでしょうか?
梅雨時期のぎっくり腰についてお話しいたします。
(冬のぎっくり腰は以前書いた記事をご確認ください。)
この梅雨という鬱陶しい季節は好きでしょうか?
ジメジメするし、蒸し暑いしあんまり好まない方が多いと思われます。
まさにこれが大きな原因なんです!!
自律神経によって「暑い」「寒い」などの外的環境に合わせた温度調節をしているのです。
自律神経はの働きはこれだけではありません。
睡眠・消化器官・呼吸器・その他臓器・ホルモン・・・
様々な作用がありとても忙しく作用しているのです。
そして・・・
身体の痛みに関する作用もあるんです。
関節痛のような慢性的な痛みを普段感じさせないような働きや、筋肉の緊張状態をコントロールもしてくれているのです。
暑くなり、湿度などが高くなると必然的に自律神経の働きが必要となってきます。
梅雨時期には働き過ぎになることが多くなるのです。
働きすぎると・・・
すべての作用をこなすことが出来ず、
痛みを感じさせないようにしていた作用が弱くなり、
筋肉の緊張状態が高くなります。
このような状態になると、
ギクッと痛みが現れてくるのです。
なので梅雨時期に身体の調子を崩す方が増えるのです。
ぎっくり腰について話していませんでした。
ぎっくり腰も自律神経が関与しています。
『梅雨の蒸し暑い時期には自律神経が乱れる。』
自律神経の何が乱れるの???
ってことが関係しています。
自律神経は、交感神経と副交感神経によってバランスを保っています。
この二つの神経バランスが崩れるのです。
多くの場合は交感神経優位となります。
交感神経優位???
ぎっくり腰の問題はこれです!
交感神経優位になると身体に関係するところで言うと、
緊張状態です。
身体の緊張が生まれます。
知らず知らず身体が緊張していて動きが悪くなるのですが、
これに気がつかずに身体を動かすことで、
腰に予想以上の負荷がかかります。
耐えうる負荷以上のものになると・・・・
ギクッと!!
これが梅雨時期にぎっくり腰が増える原因です。
治療なのですが、
全く動けない人は安静にしてください。
でも歩ける程度の方は早期治療をオススメしています。
痛みがある状態を置いておくと悪い状態で身体が固まってしまうことがあるので、先々のことを考えると早期治療をするべきなのです。
しかし、
痛みの強い腰をゴリゴリとマッサージするのはオススメ出来ません!
治療可能な下半身など、腰以外の箇所から身体の動きを良くして、
腰への負担を減らします。
そして、
腰の治療が出来る適切な時期を見極めて治療をしていくことが大切になります。
もし、ぎっくり腰で寝込んでいるようなことがあれば、
じゅん整骨院にご相談ください。
address:奈良県大和郡山市北郡山町109−5
tel :0743-55-5544
parking :3台完備
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