ハンドボール選手が肩を痛める原因①自分で肩を壊して発見したこと。

私は高校生の頃ハンドボールをしていました。

小中学生の頃は野球をしていたのですが、自分にはハンドボールが一番合っていると感じました。

 

運命の出会いです‼

 

整骨院という仕事をしている中で「ハンドボールに貢献できればいいな」という思いが強くなってきました。

貢献すると言ってもどこまで貢献できるかはわからないですが、
今年は一歩一歩ハンドボールに近づいていこうと思っています♪

 

スポーツの種目によって怪我をしやすい個所や、
ケガを防止するためのポイントがあります。

 

そして、
ハンドボールで肩を痛める原因

 

詳細の前に・・・

私は先日ハンドボールの練習で肩を痛めてしましました。

ハンドボールの練習というよりは、
壁当てをほんの少ししていただけなんです。

それで痛めてしまう弱弱しい身体になってしまった。

 

このオンボロの身体のおかげで
ハンドボール選手が肩を痛めやすい原因が明確になりました。

ハンドボールを強く握る

ハンドボールのボールは写真のようなサイズではなく、
もっと大きく重たいボールです。

 

大きくて重たいことが肩を痛める原因を作ってしまいます。

 

当たり前じゃないの?
って思いますよね。

 

はっきりと原因を言います。
「ボールを強く握りながら投げなければいけないこと」
です。

ボールを強く握りながら投げることはいいんじゃないの???
って疑問に思う方もいるかもしれません。

 

原因の解説しましょう!

「ボールを強く握ることが出来る人が投げる。」
なら大丈夫です。

 

しか~し‼
手が小さかったり、握力の弱い選手がボールをうまく持つことが出来ず、必死に強く握ろうとしながら投げていると肩関節を壊します。

実際に、
私は肩を壊しました。

個人的な練習で松やにや両面テープを付けずに握っていたので、ボールをしっかりと握れていなかったのです。

ボールを安定して握れていない状態で、力いっぱい強いボールを投げようと腕を振った。

これが肩を壊した原因です。

 

※こちらの記事にも書いています。
クロックスを履くと足に悪い?マー君とメジャーリーグボールの関係と似ている。

 

指先に力を入れて肩を動かすのは
非常に重たい動きとなってしまいます。

 

スポーツでよく言われる、
力を抜け‼

 

力を抜くのは指先などを指すことが多く、
力を抜けない選手は全体的に重く固い動きをしています。

ハンドボールを投げるとき指先に力が入って投げてしまうと、肩の動きも硬くなってしまい肩関節を負傷する原因となってしまうのです。

 

肩を壊すだけでなく、
シュートの精度やキレ、
そして柔らかいフェイントしゃくりが出来なくなります。

 

壊さない為のトレーニング

まずは壊さないために、
ボールを上手く握れていない状態で強く投げることはやめましょう!

手のひらにボールを乗っけてる状態や、
ボールが滑るのに必死に握ろうとしている状態

たぶん肩を壊します。
(私はこれで壊しました。)

 

ハンドボールしている人にしか伝わらないとは思いますが、
手が小さい人や握力が弱い人は、松やに、両面テープなしにはうまくボールを掴むことが出来ないですよね?

 

ボールをうまく握れていない状態ではまともにシュートできません。

 

無理やりボールを握ることになり、
原因でもお伝えした通り、肩関節の動きが非常に悪くなります。

 

そのまま投げ続けると、
痛めます。

 

監督やコーチの指導の中で、

「松やにはあまり付けずにシュート練習しろ!」

 

って指導をされることがあると思います。
私もそう言われていました・・・

 

絶対ダメ!
むっちゃリスキーです。

 

まともにボールを持てない状態でシュート練習なんて肩を壊すリスク高くなります!

手先に強い力を入れながら肩を動かすことは、
肩関節にかなりの負荷がかかってしまします。

 

シュート練習は松やにや両面テープで掴みやすい状態にして投げてください。

 

気合と根性ではボールが掴めるようにはなりません!

 

シュート練習の時に握力を鍛えるのはオススメしません。

シュート練習は最高のシュートを練習するもの。
ボールを掴めるようにするのは、握力を鍛えるなどの筋力トレーニングを別に行ってください。

 

ボールをしっかり掴めるように握力を上げることと、
シュートなど強めにボールを投げる動作を同時に行わないでください。

 

肩を壊します。

握力を上げることは単純に筋トレなどで鍛えてください。

 

私のおすすめは、
ボールを空中で掴むトレーニングです。

 

目の前でボールを浮かせて掴むだけなのですが、
連続しているとかなり握力が鍛えられます。

そしてボールを掴む感覚も養われ効果的♪

 

片手キャッチが出来るようになればプレーの幅がかなり広がります。

世界のトップ選手は片手でキャッチしてそのままシュートなんてこともやっちゃいます!

 

今回自分が経験したことにより、ハンドボールで肩を壊す原因がはっきりとわかりました。

 

そして、
この経験を伝えなくてはいけないと感じたので長文の記事を書かせてもらいました。

ハンドボールをしている選手のケガが減り、プレーの向上に一役買うことが出来れば幸いです。

 

↓ハンドボールやバレーボールなどジャンプ系の競技者にはこちらの記事も読んでいただければと思います。

ハンドボール選手が足をケガする原因。ジャンプで痛ければここを疑え!