スクワットを筋力トレーニングとするか、動作学習とするか。

スクワットは意味がない

一般的には足やお尻の筋トレとしてスクワットをされるかと思いますが、私は筋トレとしてのスクワットはおすすめしていません。


しかし、動作学習としてのスクワットはかなり効果的かと考えております。

 

筋力をつけるというイメージは無くしてください。
動作学習としてのスクワットは筋肉をつけるということより、いかに身体に負担がかからないようにスクワットの動作を行うことができるかを練習するのです。


スクワット動作を10回して、筋肉に負担がかからないかを意識した動作学習をすることが重要です。通常のスクワットでは太ももに負荷がかかり足の筋肉が張ってきたことを確認しながら運動をすると思いますが、動作学習では筋肉が張ってこないように力が抜けた状態で運動できるかが重要となります。

10回で足をパンパンになるよりは、100回も200回も同じ動作が出来る方がいいですよね。 この動作を覚えると日常生活動作で痛めなくなるのです。

 

スクワットのようなしゃがみ込み動作は日常生活の中に多く含まれています。
物を拾う、物を持つ、靴を揃える、草を引くなど。
これらの動きをしても痛めない動作作りが大切となるのです。

筋力をつけて身体が壊れないようにすることよりも、そもそも身体を壊すような負担がかからない動作を習得すれば痛めなくなります。

身体にええことをすることも大切ですが、身体に悪いことをいかに減らすかを優先してください。